就活バイブル
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◎方法論 ■情報源 企業分析をする際のアプローチとして、次のようなものがあります。
・パンフレット、ホームページ ・会社説明会、店舗見学、工場見学 ・OB訪問、経営者/社員ブログ ・商品、サービス ・新聞、雑誌、書籍 ・WEBサイト(各種就活サイト、日経テレコン21など)
■着眼点 企業分析における着眼点としては、次のようなものがあります。
A:自分の意思では変えにくい ・理念 ・ビジョン ・将来性 ・経営者 ・事業内容(業界) ・社風、文化
B:自分の努力次第で変わる可能性がある ・仕事内容(職種) ・報酬 ・将来性 ・売上、利益 ・やりがい
C:自分の意思に関わらず変わってしまう ・仕事内容(職種) ・評価制度 ・福利厚生(環境) ・商品、サービス ・勤務地 ・社員、上司 ・ブランドイメージ
■自分に合った企業を見分ける 企業を選ぶ前提として、自分の望む生き方を明らかに(=自己分析)しておきます。先にあるのは会社ではなく、あくまでもあなたの生き方なのです。これを理解することが大切です。その上で、上記の着眼点の中から、自分なりの優先順位をつけていきましょう。 あなたの重視する条件を満たす割合が高いほど、あなたに合った企業であると言えます。ただ、優先順位をつける際には[A:自分の意思では変えにくい]ものを重視した方がよいでしょう。 これらには価値観などの本質的な嗜好が関わっており、ここに共感できなければ、必ずどこかで齟齬を生じるはずです。人生の大半を費やす場なのですから、目先の利害だけで安易な選択を下さないようにしたいですね。
ところで、「自分に合った企業」とは「自分の実力に合った企業」という意味でもあります。つまり、「自分が成果を上げられ、かつ正当に評価してもらえる企業」ということです。“できる人”の多い企業は、確かに素敵な企業ですし、憧れる人も多いと思います。しかし、そこに入社しても、彼らと同等の成果を出せなければ評価されないでしょう。 評価されなければ、小さな仕事しか与えられず、いつまで経っても実力をつけることができません。 もちろん、“できる人”が側にいることで得られるメリットもあります。 人間が成長する上で、自分よりもできる人を手本にするのは大切なことです。
けれど、あまりにも実力とかけ離れたフィールドを選んでしまうと、悪循環に陥ってしまう恐れもあるのです。 企業を選ぶ際には、自分の実力もしっかりと見極めておく必要があります。
■優良企業を見分ける 「自分に合った企業」を選ぶことが最重要とは言え、優良企業か否かも気になるポイントでしょう。優良企業を見分ける観点としては、次のようなものがあります。
・理念の浸透度 社員全員が理念を本気で共有している。
・営業利益 売上高から売上原価、販売費、一般管理費を引いた、本業における利益。
・経常利益 本業以外の収支を含めた利益。これが営業利益よりも極端に少ない場合、借入金や財テクによる損失が多い。
・業績の伸び… 績が伸びていない企業では、社員への還元(報酬・ポストなど)が前年度よりも減ることが多い。その結果、不満や揉め事が起こり、内部は不安定になる。つまり、企業が安定していると判断するには、業績が“安定”しているだけでは不十分で、“伸び”ていなければならない。
・独自ノウハウの確立 ノウハウが全社員で共有され、企業のカラーになっている。
・営業手法のシステム化 GNP(義理・人情・プレゼント)、気合い、根性、接待型の営業をしていない。
・本業の探求 事業が明確で、新事業や取引先がコロコロ変わっていない。顧客、下請け企業からも支持されている。
・生産性 社員の構成比率が低く、社員あたりの労働生産性が高い。
・公開性 情報公開やモラル改善に努めており、噂、隠し事、不正が立ちにくい環境が整備されている。
・上司のシステム力 マネジメントやノウハウ構築に長けている。
・時間管理 「誰が」「いつ」「何をするか」が明確である。
・情報共有 全社員に素早く浸透している。議決が早い。報告/連絡方法がメールなど確実。
・書類管理 データベース化されている。紙の書類が散乱していない。
・職場環境 能率を重視した環境が整備されている。勤怠、個人日程などが徹底管理されている。
・社員構成 離職率が高すぎたり、極端に低いことがない。平均年齢が標準的で、若い世代にも台頭のチャンスがある。
・評価制度 株主ばかりではなく、社員に対しても高給の還元がある。実績や能力を正しく評価され、格差がある。
・非生産部署 所属社員のモチベーションが高く、個人の役割や評価基準が明確である。
・事件への対応 仮に事件やスキャンダルが起きても、取り繕うことなく迅速に対応できる企業は「風通しがよい」と考えられる。
※高離職率企業の特徴 ・大量リストラしているにも拘らず新卒採用が多い ・ノルマ主義や飛び込み営業セールスが中心 ・給与が異常に高いか、あるいは低すぎる ・同業他社と比べて社員の平均年齢が異常に低い ・脱税や不正事件などでマスコミに取り上げられる ・業績や株価が悪化したり、合併を繰り返している
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