就活バイブル
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◆分類:就活総合(理論・ワーク) ◆タイトル:MBA式就職活動 ◆チェックポイント(5段階) ・総合評価:★★★★☆ ・実用度:★★★★☆ ・読みやすさ:★★★☆☆ ◆URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4828413243/rikutomo-22

------------------------------- ◆書評(200字程度)&活用方法(100文字) 就職活動の始め方から、面接等の対策、入社後の心構えまで、就職全般をサポートしてくれる一冊。企業側から見た就職活動、すなわち『採用活動』の観点で解説してくれるので、本当に内定に結びつく要素がわかります。また、ビジネスパーソンとしての心構えを、学生生活や就職活動に組み込んでいける点もポイントです。 あくまで企業側からの観点で書かれているため、いかに学生の中で際立つかといったテクニック論は他書籍から得て、併用するのがよいでしょう。
------------------------------- ◆オススメのページ(本文+ページ数抜粋)
◎(2)面接官との会話の”見える化”を図り、ビジネスパーソンとして成長できる証をはっきりと示すこと ・皆さんが就職活動に取り組むにあたって混乱する最大の原因は、会社が採用基準を開示していないことです。ですから、皆さんは、暗中模索するのです。(P27) ・採用基準が依然として開示されていないことによる問題点が何かを考えてみましょう。 じつは、この最大の問題点は、面接において面接官には皆さんとの会話の内容がよく見えないことなのです。面接官が頷いていても、本当のところは、面接官が皆さんを正当に評価できるだけの会話レベルに至っていないのです。面接官は、皆さんの印象を評価できるだけなのです。(P34) ・皆さんは、「会社に入って活躍できる人」、「”ビジネスパーソンとして、センスがいい、マインドがいい”と推定される人」とは如何なる要件を備えている人なのかを具体的に知り、この要件を学生生活に取り入れて、”ビジネスパーソンとしても成長している姿”を会社にみてもらうのです。 この考え方を実践することが、本項のタイトルに掲げた「面接官との会話の”見える化”を図り、ビジネスパーソンとして成長できる証をはっきりと示すこと」なのです。言い換えれば、これが、皆さんを取り巻く採用環境を踏まえた新たな就職活動なのです。(P36) ・解決すべき問題をしっかりと認識し、これを克服する方法を示すことができる人は、内定を得ることができるのです。(P37)
◎(2)重要な”課題解決のための基本フレームワーク” ・基本フレームワークは、問題発見プロセス、意思決定プロセス、実施プロセスの3つのプロセスから構成されます。(P94) ・会社は、目標と現状の間にギャップを認識することによって問題を発見します。そして、このギャップを引き起こす原因が何であるかを究明して、問題発見プロセスは完結します。(P95) ・意思決定プロセスの図は、4つの解決策(W、X、Y、Z)を掲げています。それぞれの解決策には、発見された問題を解決するための方法や必要とする経営資源などが盛り込まれています。 そして、それぞれの解決策を採択・実行したときに得られる期待効果が(w、x、y、z)です。この期待効果には、それぞれの解決策がもつリスクとリターン、メリットとデメリットが記載されています。 会社は、(W、X、Y、Z)の中から実行するに最もふさわしい解決策を選択しなければなりません。図は、会社が定めている選択基準にてらして、それぞれの解決策を比較考量し、最終的にYを選択したことを示しています。 解決策Yを効率的に推進し、期待される成果を達成するプロセスが実施プロセスです。このプロセスでは、PDCA(=Plan,Do,Check,Action)サイクルが活用されます。 このサイクルの特徴はフィードバック・メカニズムです。実績が目標と乖離することが判明した場合、その原因を分析し、適切な軌道修正を図ることが企図されています。(P95)
◎(3)会社で”活躍できる人”のセンスとマインド ・会社で”活躍できる人”は、目的と手段を決して混同しません。そして、まず目的を定義します。課題解決活動の入り口が問題発見プロセスであることをよく認識しているのです。(P99) ・論理思考力とは、ⅰ目的と手段を明確に区別し、ⅱ”課題解決のための基本フレームワーク”にそって論理を展開し、結論を導くことによって発揮できるのです。(P100) ・問題発見プロセスのアウトプットの質が高ければ、つぎの意思決定プロセスから出てくる解の質も高くなります。逆に、問題発見プロセスのアウトプットの質が低ければ、意思決定プロセスから出てくる解の質も低くなるのです。問題発見プロセスのアウトプットは、各プロセスとこのように連鎖しながら、課題解決活動の最終結果を左右するのです。(P105) ・皆さんは、これから、「変化⇒大変」と発想するのではなく、ぜひ、「変化⇒チャンス」と発想するようにしてください。このように発想するだけで、目標を志高く掲げることができるようになります。(P106) ・会社に入ると、誰でも、問題の背景にある原因を深く究明する姿勢を叩き込まれます。その理由は簡単です。解決策とは、問題の原因をしっかりと取り除くためのものでなければならないからです。つまり、原因を究明できなければ、合理的な解決策は導けないのです。(P106) ・しかし、皆さんは、問題を解決するために究明しなければならない原因が多階層になっていることにも留意しなければなりません。解決すべき原因を究明していくと、原因には直接の原因である”近因”に加えて、その背後には”背後因”があり、さらに、その背後には”遠因”もあるのです。(P108) ・このように原因が多階層であることを踏まえて、会社で”活躍できる人”は、どの階層の原因に今回対応するのかについても明らかにします。(P109) ・この”フォアザカンパニーの精神”に関連して、私が若手担当者を見ていて気がつくことは、「自分のために」と思い頑張る人は、突破力に優れ、成長も早いのです。”フォアザカンパニーの精神”は、若手の皆さんにとっても有効な指針なのです。(P116) ・”フォアザカンパニーの精神”は、自らの決断やリーダーシップに自信を与えてくれます。(P117) ・「自分のためではなく、会社のために貢献しよう」とする精神が、軸にブレのない”課題解決力””経営リーダーシップ”を授けてくれるのです。これも当たり前のことですが、”課題解決力”や”リーダーシップ力”は、自分のためではなく、会社のために発揮する力でなければならないのです。 そして、この精神は、決して諦めない強い心も授けてくれます。誰でも「自分のために」と念じていたら、知らず知らずのうちに自分に甘えてしまうものです。自己満足で終わっていてはいい仕事につながりません。”フォアザカンパニーの精神”を発揮して、会社というより大きな枠組みのなかで、歯を食いしばって頑張ってこそ、自分の成長があり、会社の発展があるのです。(P117)
◎(2)素直さは成長の原点 ~合理性判断力の養成 ・課題解決に長けた者は、人と接し、人の話を聞いて成長の糧にしてきました。必要なときには、自らをあえてコントロールし、素直さと謙虚さを発揮して有用な情報を取り込んできました。 人に対して素直にかつ謙虚に耳を傾け、こうして得られた情報を多面的に分析し、自らの成長の糧にできるかどうか。これが皆さんの成長を左右します。 そうです。皆さんが、会社に入って成長するためには、上司と職場を成長の糧にしなければなりません。このためには、素直さと謙虚さが求められるのです。(P195) ・会社では、つねに合理的な考え方や結論、あるいは合理的な行動が求められます。この合理的な考え方や結論、あるいは行動は、決してひとつの解から成るものではないのです。 自分は「これが合理的な方法だ」と思っていても、他に合理的な方法がいくつもあるのです。自分がこれは「非合理的である」と思っていても、じつは、そのなかに”合理性”が存在するのです。 皆さんも、聞いたことがあると思いますが、「リスクを取るのも経営、リスクを回避するのも経営」といいます。このように対立する選択肢のなかに、それぞれ”合理性”が存在するのです。会社の選択肢は決してひとつではないのです。(P200) ・「皆さんが”合理性判断力”を養うためには、思い込みを排除し、いろいろな人の意見に耳を傾け、そのうえで何が正しいのかを自ら判断する姿勢と取り組みが必要である」といいたいのです。(P201)
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◆目次 はじめに 第1章 これからの就職活動を考える (1)就職難があたり前の時代に (2)面接官との会話の”見える化”を図り、ビジネスパーソンとして成長できる証をはっきりと示すこと
第2章 会社の採用プロセスを理解する (1)2つの国の採用プロセス ~重要な相対比較 (2)会社の採用基準を理解する
第3章 皆さんの就職活動を再構築する (1)面接官に見えない皆さんの能力、だから”見える化” (2)成功する就職活動とは
第4章 会社で”活躍できる人”の要件をしる (1)「会社とは何か」をしる (2)重要な”課題解決のための基本フレームワーク” (3)会社で”活躍できる人”のセンスとマインド
第5章 本番に向けて準備する (1)会社分析がさきで自己分析があと (2)会社の採用基準(=会社分析)を手作りする (3)面接官との会話の”見える化”を意識し、皆さんがアピールすることを決める (4)タイプ別Q&Aへの勘所 (5)エントリーシートの書き方 (6)さら問いへの答えを準備する (7)グループディスカッションへの対応
第6章 会社の選び方 ~就職難の時代には出会いを大切にする (1)適正にこだわらない ~最良の結婚は見合い10数回のあと!? (2)取りいれる”連続”と捨てる”連続” (3)なにクソ指定校制
第7章 そして、入社 ~来年のことだと思って、読み飛ばさないこと (1)基本を曲げない (2)素直さは成長の原点 ~合理性判断力の養成
おわりに
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◆価格 :1365円 ◆ページ数 :208ページ ◆著者 :安藤弘一 ◆著者紹介 :1951年東京都生まれ。74年、東京工業大学工学部経営工学科卒。76年、同大学大学院卒業(経営工学修士取得)。78年、米カーネギーメロン大学院卒業(MBA取得)、同年、三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。その後、加州三和銀行(ロサンゼルス)SPV、土浦支店長、営業統括部長、ネットワーク開発部長、EC業務部長などを経て、2001年、執行役員人事部長。02年、UFJホールディングス(現・三菱UFJフィナンシャル・グループ)執行役員経営企画部長。03年よりコスモ石油常勤監査役。著書に『ランニングシャツを着ている田中部長はなぜ仕事ができないのか』がある。 ◆出版社 :株式会社ビジネス社 ◆出版年次(&最新改訂年次) :2006年12月20日 ◆URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4828413243/rikutomo-22
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