就活バイブル
就活の法則 適職探しと会社選びの10カ条(就活総合)
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Tokuhyo (0) Megane (3144)
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◆分類:就活総合(理論)
◆タイトル:就活の法則 適職探しと会社選びの10カ条
◆チェックポイント(5段階)
・総合評価:★★★☆☆
・実用度:★★★☆☆
・読みやすさ:★★★☆☆
◆URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062820714/rikutomo-22


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◆書評&活用方法
本書では、適職探しから入社後までの考え方・心構えについて説いています。
具体的には、①自分がやりたいこと②自分ができること③社会で求められていること、の3点の重なった仕事を見つけます。
3点の重なった仕事ができる企業の中でも、身の丈に合った企業を勧めているのが本書の特徴といえます。
また、入社後の心構えまで触れられている点が良い点です。
適職探しから、適職に就くための対策について記載されているため、就職活動前のマインドセットができる一冊です。

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◆オススメのページ

◎就活はブランド選びではない(P22)
・しかし、ここではっきり言っておく。就活において、企業偏差値や人気度ランキングの上位企業を目指すやり方は、適職に就くという目的に対しては合理的ではない。就活で成功するためには、企業偏差値や人気度ランキングといった「タテ軸」ではなく「ヨコ軸」によって志望企業を決めるべきなのである。(P22)
・現在、大多数の就活学生が志望企業を決める際の拠りどころにしている就職人気企業ランキング(企業偏差値)とは、単に企業のさまざまな要素を加味した“バスケット方式”の指数であり、企業の総合的な人気を表しているにすぎない。(P22)
・企業の人気度ランキングの「人気度」なる指標には、「お金」「仕事の自由度」「生活の安定性」「入社の難易度」など、人気要素のベクトルが多数混在して含まれているのだ。(P22)
・一方、就活学生が自分のキャリアについて企業に求めるものは、本来一人ひとり異なっているはずである。(P23)
・個々の就職の動機を挙げていけばキリがない。にもかかわらず、就職人気度ランキングでは、そもそも異なったベクトルがすべて一緒くたになって序列化されているのだから、その順位の高低を基準に企業を見ても、個人個人にとってはあまり意味がないのである。(P23)
・したがって、そんな就職人気度ランキングだの企業偏差値だのといった「タテ軸」に基づいて就活を考えること自体、合理的ではないのだ。こうしたタテ軸で単線的に就活を捉えてしまうと、「難易度は高いか」「人気は高いか」といったことばかりに目が向き、自分がやりたいことや自分を活かせる「適職」に対しては目が向きにくくなってしまう。(P24)
・人気度や偏差値の高い会社に入りたがるというのは、一種のブランド志向である。(P24)
・しかし、ブランド品のバッグでも、自分の個性や自分が持っている服に似合わなければ価値がない。それと同様に、いくら人気の高い会社を目指しても、そこに自分の「適職」がなければ何の意味もないのだ。仮に入れたとしても、そこでやりたいことや自分を活かせる仕事がなければ、就職としては失敗である。(P24)

◎「実力以上の会社に入る」という不幸(P38)
・能力と実績によって毎年評価が下され、その評価に基づいて給料と仕事の配属が決定されるのが会社の現実である。能力が高いものは高い実績を残しやすく、高い実績を残したものには高い給料が支払われ、より重要な仕事のチャンスが与えられる。自分が仕事で大きな成績を出せたこと自体だけでも満足感が得られる上、それが評価されて給料や次の仕事のチャンスまで与えられるのだから、モチベーションが一層高まる。そして、高いモチベーションを持って次のより重要な仕事に取り組めることになり、能力もぐんぐん成長していく。それが、会社の仕組みの基本形である。(P39)
・つまり、優秀な社員は、能力と仕事がどんどん向上していく好循環になり、優秀でない社員は、能力面においても処理面においても、また与えられる仕事の内容に関しても、取り残されるばかりなのだ。これが仕事と組織の現実である。“入学してしまえばなんとかなった”大学とはまったく違った世界である。仮に、何とか潜り込んでみたところで、能力と実績が伴わなければ、何とかなるどころか、どうにもならないのが仕事の世界なのである。(P39)
・しがたって、就職に際しては、自分の能力に見合った会社を選ぶことが非常に大切である。大学受験では、実力以上の大学を受けてたまたま合格すれば、それはラッキーではある。しかし、就活においては、背伸びして自分の実力以上の会社を受けて内定を獲得できたとしても、それをラッキーだと喜んでいられるのは、入社までの半年かせいぜい1年足らずの短い間だけだ。(P39)
・こうした入社以降の現実的な展開を考えると、実力以上の会社に潜り込むことは、実は幸運でもなんでもなく、むしろとても不幸だということが理解できよう。つまり、就活において狙うべき企業は、「自分の実力で入れる可能性のある中で、なるべくレベルの高い企業」ではなく、「自分が上位者のポジション=相対エリートとして入れる企業」なのである。(P40)

◎面接官の評価は驚くほど一致している
・企業の採用担当者がイメージしている合格者像、すなわち「企業が欲している人材」について具体的に示してみよう。企業が欲しいと思う人材のイメージについて知る上で、最初に理解しておかなければならない事実がある。それは、「面接の現場で面接官たちが好ましいと思う学生や、どうしても欲しいと思う学生には、ほとんどブレや食い違いがない」ということである。(P127-128)
・1つは、面接官の学生を見る目にはブレがないこと。すなわち、面接官は学生を見るプロであるということ。そしてもう1つは、面接官に欲しいと思わせる、合格者としてふさわしい人材のイメージが明確に存在することである。面接官は、共通して持っている「合格者にふさわしい人材イメージ」に照らして学生を面接し、そのイメージに近い学生をブレのない目で選び出している。だから、こうした一致が成立するのである。就活においては、確固たる合格者イメージが存在すること。そして、就活学生に対する面接官の評価は驚くほど一致すること。この2点をとにかく心に留めておく必要がある。(P129)

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◆目次

はじめに:就活を成功させるためにまず知っておくべきこと
就活の法則① 「タテ軸指向」から脱却する
就活の法則② 「相対エリート」のポジションを狙う
就活の法則③ 現在の企業人気ランキングは逆に読む
就活の法則④ 「ランキングよりも業種」「業種よりも職種」で選ぶ
就活の法則⑤ HPもOBも本当のことは語らない
就活の法則⑥ 受けるのは5社で十分
就活の法則⑦ 「当たり前のこと」は言わない
就活の法則⑧ 人の評価は10人中8人は同じである
就活の法則⑨ 「入社後の就活」はハードワーキングである
就活の法則⑩ 入社後5年間は転職しない
おわりに:就活学生へ、もう一つのメッセージ

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◆価格:1365円
◆ページ数:174ページ
◆著者:波頭 亮
◆著者紹介:1957年愛媛県生まれ。80年、東京大学経済学部経済学科卒業。
82年、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。88年、経営コンサルティング会社XEEDを設立し、現在まで同社代表を務める。戦略系コンサルタントの第一人者として活躍を続ける傍ら、明晰な分析と斬新なヴィジョンを提起し続けるソシオエコノミストとしても有名。『戦略策定概論』『組織設計概論』(ともに産能大学出版部)、『若者のリアル』(日本実業出版社)、『経済透視鏡』(TBSブリタニカ)、『プロフェッショナル原論』(ちくま新書)、『日本人の精神と資本主義の倫理』(茂木健一郎氏と共著、幻冬舎新書)など著書多数。
◆出版社:講談社
◆出版年次(&最新改訂年次):2007年12月13日
◆URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062820714/rikutomo-22